古本屋さん

 今日は久々に学校にいきました。まぁ、もちろん電車で行くんだけど、時々駅の構内で古本屋さんが設置される日があります。店員さんはいつものフィリピン人ぽい女性なんだけど、その不釣り合い具合も気に入ってます。でもその店員さんは勉強家なのか、それとも本全般の愛読家なのか、いつも本を読んでいます。今日は何か「詩集」っぽいのを読んでいました。古本屋さんで、時々カバーをつけてくれないトコがあるんだけど、ここはしっかりつけてくれる所も好きな理由であります。
 さて、今日僕は何の本を買ったかというと、芥川龍之介の「侏儒の言葉西方の人」であります。他に読んでみたい本もあったんだけど、選んでいたら1時間も2時間もかかりそうなので、1番目についたこれをとりました。でも少し失敗。正直、僕には難しすぎます。何を言っているのかはわかるんだけど、その解釈の仕方であっているのか、という不安も拭いきれない、とそんなこと考えながら電車に揺られていました。帰りの電車でも読んでいましたが、だんだんわからなすぎて腹がたつ一面も。後悔すら芽生えて、この本から「おもしろさ」を見い出すのは僕にとって難しかったみたいです。が、負けず嫌いな僕はこの本を読破します。3回は読んじゃいます。読まなきゃいけない使命感にかられます。読んだら絶対満足感に浸ってやろうと思います。でも、今まで一度も同じ本を読み返すことはありません。中途半端に読んだ本は最初から読み直すことはありましたが……
あっ!!今回も中途半端に終えとこう。
そうしちゃえば読んじゃうジャン!!
やった、俺!
俺、頭良いかもじゃぁん!
もう読むのやめちゃおう。
投げだしちゃおっと!少し押し入れ入れちゃおっっと!
明日はマルクス読もっ!そんでまた押し入れいれちゃおっ!