私がおじさんになっても

「私が〜おじさんに〜なぁ〜っても♪」
多分売れない。
おじさん。多分、世の男性にとってその言葉は、かなりストレッサーのかかる代物だろう。
「おじさんを愛そうの会」とか「おじさんを救おうの会」とか、あったら世のおじさま方は入会してくれるのだろうか?
「俺はまだ気持ちが若いよ!!」
おじさんの、おじさんによる、おじさんのための自虐的エール。
でも最近、かっこいいおじさんをメディアを通してよく見かける。
マイク真木
俺のかっこいいおじさん(おじいさん!?)No1である。白髪のポニーテールがあそこまで馴染むおじさんは、かなり稀少価値なお方である。
高倉健
あの寡黙な雰囲気を醸し出した(普段も寡黙なのだろうが)姿が勇ましい。黙っていてもダサイ奴はダサイ。でも彼は勇ましい。大黒柱感が漂っている。
北野武
頭のキレる所がかっこいいし、それでいて結構アウトローな所が何とも言えない。
「佐藤コウイチ」(字忘れた)
あの有名な三國レンタロウ(字忘れた)の息子。まだおじさんとは呼びたくないが、彼もかっこいい。
 
 最近、僕もかなり「おじさん度」が増してきている。
「起きれない」
「眠れない」
「寝た気がしない」
でも、おじさん度は関係ない。
「タバコを胸ポケットに入れちゃう」
「加齢臭が気になる」
「ジャニーズはV6まで。嵐のメンバーはわからない」
モーニング娘。辻ちゃん加護ちゃんが一番新しいと思っている」
おじさん指数、75オジドパスカル
でも最近、巷で有名になりつつある「Dメンツ」、僕が愛してやまない「Dメンツ」
全員僕より年上。環境がそんなだからしょうがない。そしてこのDメンツも、いづれ本物のおじさんになる。
「OD」(オーディー)
オールド・ダメ
オールドボーイ、オールドガールに比べてかなりネガティブ。というか、比べたら失礼。OB、OGが大体、敬ったり、尊敬されたりしている。ODは違う。
「煙たがられる」
そして
「誰からも頼りにされない」
「あの先輩のダメっぷりを見習え!!」
なんていう新生Dは多分いない。そしてこう言われる。
「ODの『O』って、『おじさん』のこと指すんでしょ?」(もちろん相手もDだから、先輩にもタメ語。そして俺らもDだからタメ語を許可)
世も末、ダメも末であります。

古き良き時代のダメ。
先輩方のダメっぷりをじっくり見てみたい。