涙のリクエスト

　昨日、僕は物心ついて２度目の結婚式と披露宴に参列しました。結婚式、良いものですね。昨日はキリスト教式、要するに教会で結婚式は催されました。
「アーメン」
か、か、かっこえぇ〜〜。多分俺が
「あ、あ、あ〜めん」
とか言っちゃったら
「キモ。ザビエルかよ」
とか言われちゃう。せめて日本人の天草四郎にしてほしい。
「釈迦」
違う。
「仏陀」
いや、だから違う。
「阪神、八木」
神様違い。

　もちろん
「あ〜な〜た〜は〜、これを（新郎が新婦に対して）思い、これを愛し、これを敬うことを近い、あっ、間違えた。誓いますかぁ？」（みたいな感じだった）というセリフがあり、
「近います！！」
と答えたときは感動ですね。
　でもね、「俺は教会での式は挙げられないな」
と思いましたよ。なんせ恥ずかしい。「四六時中、ハニカミプラン」が成立します。そんなん、体型がご立派な黒人男性と女性が式中にゴスペル始めたら、居ても立ってもいられなくなって、僕、その二人とスクラム組んで、ソプラノ担当します。

　「涙のリクエスト」
そういえば、今回はこういうタイトルでしたね。
結論から言いますが、僕、泣きました。男泣きしました。涙腺ダルダルでした。最近、涙腺緩くなったんですよね。前なんか、６年に一度のペースくらいでしか泣けませんでした。（そのうち一回は螢の墓）それが僕、先日も泣きました。
「大学病院出身だけど、どこかの離島の診療所で活躍する医者のドラマ」
……Ｄｒ．コト−診療所ね。
僕、あれで泣きました。
でも昨日はその二倍くらい強めに泣きました。
…これは男泣きなのか！？結婚式で男泣き？聞いたことねぇ〜

僕の男泣き理想プラン
時は戦国。僕は一国の戦国大名。
「我の名は伊達正宗。人呼んで独眼竜正宗」
「朕の名はwatanabeである！人呼んでワタケン！」
伊達、武者震い。興奮のあまり、独眼から一筋の涙が伝う。そして
ワタケン。マジ震え。ビビったあまりマジ泣き。
「ご、ご、ごめぇん。マジごめぇん。えっ？うん、あげる！あげるよ。うちの国あげる。いや、いやだからさぁ、だからといっちゃなんだけどさぁ、クビ、えっ？解雇？違う違う！！首だけは落とさないで。ねっ！お願い！」

これぞ男泣き。