リスナー

 昨晩、久しぶりに女児の会話に加わった。何といえよう、この新鮮さ。ただ1つ訂正。会話にほとんど参加していない僕。

テーマ 「イベントについて」

多分、イベントへの執着心、イマジネーションというものに、僕ら、あらゆる男児は、女児と比較しても到底足元にも及ばないであろう。少なからず、僕は足元にも及ばない。そして今回の話にも、ある意味お呼びではない。

だから?

そう、だから聞き手に回ったのである。女児2人に、控えめながら男児1人。言葉にしても

「女児2人+男児1人」

では図々しく、ごもっともな言葉であるなら

「女児2人etc…」

うん、マッチ。多分、妥当。

話は専らクリスマスと誕生日。
1人目の女児Sちゃん。初対面の時、僕より年下と思っていたが、実はタメと聞いて驚かされたSちゃん。タバコを挟む指がとてもセクシーなSちゃん。僕はタバコを吸う女児にセクシーさを感じる。
女児Sちゃんは誕生日プレゼントが決まらずに悩んでいるらしい。でも色々なプレゼント候補があがっていた。僕は話に

ついていく

ついていく

遅れていく

せめてもの願い
「あまり話をふらないで。良い返事はできません。」
ダンマリを通した僕。Sちゃんごめん。

そしてもう1人の女児、Nちゃん。
Nちゃんはイベント大好きな一個下の女児。
髪をいつも上で巻いているが、そんな巻き髪なNちゃんにキュートさを感じる。

Nちゃんはクリスマスの予定が決まらないらしい。女児にありがちな「イベントの予定は2人で決める」
僕も同意見。
なぜなら?
僕にはイベント事を決める労力はあるが、能力はない。
そして何より、女児の方が男児よりイベント計画をうまく立てる。

1つ質問が僕に投げかけられる。
「イベント事って男の人はみんなで賑やかにやりたいの?」

「男の人」にも色々いるから、必ず僕は話の冒頭に
「僕の場合はね…」
と付ける。
僕は全男児の代表ではない。そして
「この世の男たちはね…」
などと女児に対して語るものならば、僕は全男児の標的と化し、この世から干される。

「俺の場合はね、やっぱり2人で過ごしたいな」

このセリフ
妥当?
卑怯?
感情??
うん、本望。
心底僕はイベントを大切な誰かと過ごしたい。
本望と確信したり。

俯瞰する会話も、そう悪くはないと悟ったり!!