いい加減…

 更新をしなくてはいけないという、強迫観念にも勝るこのプレッシャーに負け、これを執筆している今日このごろ。

 先日、久方ぶりにmilosさんとミドルな話をした。多分ディープではない。かといってフランクではない。
こんなニュアンスを含む会話だったに違いない。

「限り無く曖昧に近い核心」

結局のところ、皆の衆にとって上記のワンフレーズは正直意味プ−なんだろうけど、他に言葉がみつからないのでしょうがない。僕の語彙力、表現力に罪を着せるのはやめてくれ。

 単刀直入に、小説を書くのは気恥ずかしく、その内容に自信がなく、誰かに読んでもらうことに抵抗感を隠しきれない。多分、ふいうちに完成品を読まれたものならば、それは無抵抗の僕の右足のスネ毛を、貝印のカミソリで剃りあげてしまうことに相当する。

 とりあえず面と向かって言うのも恥ずかしいし、かといってメールで送信なんてお姫さまのようだし、手紙を送るなんて小学生以来だし、電話なんかで話したら泣き出してしまいそうだから、この場を使って言う。

「G線上へブンズドア」


スンゲェ楽しかった。


そして…


僕を覚醒させてしまったのだよ。

これ、漫画のタイトルなんだけど、

漫画

あなどれない。
「読者を選べるほどお前は偉くない」
みたいな(あくまで『みたいな』)セリフが作中にあるのだけど、それによって僕は覚醒したんだよ、皆の衆。
 要するに、僕みたいに完成した作品を誰かに読まれると、右足スネ毛を剃られるくらい恥ずかしいから、人によっては作品読ませません、みたいなこと言えるほど、僕は偉くないのだよ。

 僕は見せます。誰かれ構わず、読んでくれる人にはドンドン読んでもらいます。僕は覚醒したのだよ。読んでもらうのだよ。
もしも誰かが、

「右足スネ毛を剃りたい」

というものならば、僕は堂々と右足のズボンのスソを上げて、剃らせてやるさ。もちろん、貝印カミソリはサービスで!

僕は覚醒したのだけど、僕は確信もした。

「今日の文、明らかに今までとスタイルが違う」