実写版ドラゴンボール

ドラゴンボールの悟空は、人を殺さないという信条の下、武道の道を歩む。
それにしてもあのアニメ「ドラゴンボールシリーズ」は犯罪級である。
とりあえずここに出るキャラクターは全員、


「器物破損の疑い」


で逮捕されるだろう。
いや、疑いどころではない。事実だ。
逮捕がダメでも、書類送検は確定である。
悟空の師匠ということでまず挙げられるのが「亀仙人」である。
悟空が幼いころ、亀仙人は彼に「亀のこうら」を背負わせた。
これは確実なる


児童虐待


となり、当時の亀仙人もまた、児童相談所から目をつけられていた。


「この児童期の過酷な虐待によって、悟空は非行へと進んだ」
と心理学者の河合氏は言っていた。
その象徴となるものが問題の「ニョイボウ」である。
彼はこの「ニョイボウ」を背中に掛けて街を闊歩していた。
明らかな


「銃刀法違反」


である。一度少年院送りとなった悟空だが、鳥山明氏は少年院時代の悟空を描いてはいない。
編集者から
「院内の絵はR指定で引っ掛かった」
と言われたらしい。
院内の話が省かれたため説明がなかったが、あの「ニョイボウ」が伸びるのは、
緻密な仕掛けが施されていたからである。
あの伸縮する「ニョイボウ」はドクター中松の手によって作られている。


邪心の心を抱き、平和の仮面をかぶった悟空は、
「カメハメハ」「界王拳」などなど、いくつもの「殺傷拳」を身につけ、その殺傷能力の脅威に、
ブッシュは彼をホワイトハウスに招くのだが、  
「オラ、腹減っただぁ。とりあえずセンズくれ。」
というが、ブッシュはこれを拒否。
日米安保は崩壊した。
悟空の存在によって、ロシアはサハリン等の島々をあけ渡し、中国の反日感情は鎮火、
北朝鮮は核を撤廃し、これに感動した小泉は
「感動した!」
と悟空に言うが、
「とりあえずセンズくれ」
の悟空の一点張りに参り、首相の座を退く。


場所はナメック星へと展開する。
ラディツ、ナッパ、ベジータを負かしたZ戦士たちは、悟空を中心に「妥当フリーザ」のかけ声の下、
意気揚々とナメック星を占拠しだす。
そしてとうとう悪の枢軸ザーボン」「ドドリア」「フリーザ」達との決戦が始まる。
ザーボンドドリアと、彼らを順調に倒した悟空であった。
そしてフリーザとの決戦。
悟空はとっておきの技、「元気玉」を作り出そうとした。
「地球のみんな!オラにちょっとだけ元気をくれっ!!」
悟空の懇願に地球人たちは

「だってよ。どーする?俺、明日からテスト始まるんだよねぇ。今回は元気供給、パスしとくわ。」
とかいう大学生や、
「はぁ、ちょ−ウザイんだけどぉ〜。今どき『元気くれ』とかいう口説き文句ってダサクない?」
とかいう女子高生や、
「元気というのは科学的に言うとそんな物体は存在せず、存在する分野というなら心理学に値すると私は思う。例えリポビタンDが元気の要素を補給するものだとしても、あれにも多少の心理的要素が関わる。よって私はあなたには元気を与えられない。」
という大学教授ばかりで、悟空に元気は与えられなかった。


こてんぱんにフリーザにやられた悟空は、残りの力を振り絞り「瞬間移動」を使い日本へ帰還。
が、
こてんぱんにやられたので、悟空の服はボロボロに破れていた。
そこに警察官が表れた。
「猥せつ物陳列罪で逮捕する。」


後にフリーザは地球を攻め込むが、アメリカ、イギリス、フランス、オランダ、オーストラリア、日本等の多国籍軍によって死亡。