隣人は密かに爆笑する

前回「ふかわくん」なるニューキャラを創ると言いましたが、よく考えると「ふかわくん」を創るなんて僕のキャパでは無理だと発覚しました。
まぁ、そんな怒ることなかれ。
違うの創りましたよ。その名も


「ドギャえもん」


僕、思ったんです。
アウトローで等身大なドラえもんがいたっていいじゃないか」
僕の「ドギャえもん」は19世紀からやってきた人型ロボットであります。
チョビヒゲが自慢なんです。


ある日、僕は会社の上司にこっぴどく叱られ、それは日常のいじめへと発展しました。
そんな時、僕は彼を呼びます。
「ドギャえも〜ん」
「なんじゃワレ!今取込み中なんや!」
僕のドギャえもんはとても人に厳しいお方なんです。
「今日上司に叱られたんだよ」
「知らねぇ〜よぉ〜、ぶっ飛ばしちゃえばいいじゃ〜ん」
ドギャえもんはかなりのアウトローなんです。得意技がラリアットなんです。
ドギャえもんはタバコを吸っています。いつもタバコにリポDです。
好きな食べ物が「カツオのたたき」と最近知りました。
「なんか道具だしてくれよぉ〜」
ドギャえもんはタバコを平気で部屋に投げ捨てます。
その時、ドギャえもんはお腹にある「ただのポケット」に手を入れました。

「デ〜バ〜ボウチョ〜ウ〜」


殺れというのです。上司を殺れとお方は言うのです。

「それは無理っすよぉ〜」
「殺れよ、殺っちまえよ!」
「ドラミちゃんに頼まれてもこうなの?」
「ドラミ?俺は矢田亜希子に変わったの知らねぇの?矢田命!」
バカです。
この人型ロボットはかなりのバカです。
でも僕は諦めません。
「もっとほら、手軽に懲らしめられるヤツないの?プッシュひとつで懲らしめられるヤツ」
「あ〜る〜よ〜」
早く出しやがれ、このマセガキロボット!というのは心に止めて、
「じゃあそれお願い」
またポケットを手探りする。


「か〜く〜へいき〜」
なめてます。
かなりなめてます。
アウトローだって「核兵器」はなしです。


こんなドギャえもんが僕のパートナーですが、どうぞよろしくお願いします。