「Re」はねぇだろ、のあなた方へ

「Re」
声に出して「リ」
まぁこの「Re」が携帯メールのタイトル部分の「Re」を差しているのは、携帯が2人に1人の時代となった現在、誰の目からも一目瞭然であり、そして誰もがこの「Re」が「リターン」を示していることをおわかりであろうと思う。
ただ、
タイトル「リターン」
普通の解釈じゃおかしすぎる。
例えば俺が誰かに
タイトル「元気ですか?」
と送ると、その返信は
「リターン元気ですか?」
となり、逆にすると
「元気ですかリターン」
となり、もし「Re」が何個も続くとなると
「元気ですかリターンズ」
となる。
「元気ですか?」
の返信はあくまで
「元気ですよ。」
が模範解答で
「元気ですかリターン」
は決して
「元気ですよ。」
と同等ではない。
そしてもし俺が最初のタイトルを
「あぶない刑事」としたら……おわかりであろう。こんなオチを俺は望まない。


何はともあれ、俺は携帯メールの「Re」に少々の空しさを感ずる者の1人である。
それにも関わらず、老若男女たちは俺に凄まじい勢いと、その裏に隠される生温い惰性を込めて
「Re:Re:Re:……」
俺が
ラストサムライ見た?」
などというタイトルを送ると二十分後には
「Re:Re:Re:ラスト寒っ」
などという脚色を加えた、つまらなく、それでいて映画批判を加えた最低なタイトルへと変貌している始末。
「ラスト寒っ」でも俺の笑いが成立しそうで恐い。
そこで俺、こういうことにしました。


「Re」=「リスペクト」


すごく前向き。
多分無駄に怒りマークの顔文字を使ったメールでも、俺は毎回相手から「リスペクト」されてしまう。
「リスキー」
これでも構わない。まるでとても危険な香りをほのめかしたメールだという意味だろう。
ただ、リスキーの「リ」は残念ながら「Re」ではない。


「Re」を愛用している諸君、もっと俺に「Re」を使いなさい。
1発目のメールタイトルが「Re」
そんな君たちを俺は尊敬する。
尊敬するからこそ、俺も「Re」を使う。
いや、うそ。
面倒だから「Re」
限り無く尊敬に近いRe
こんな意味プ−なブログに今日も感謝。